オルフェーヴル考

今日は連休の谷間。通勤時の車もそう多くなかった。
休みを取っている人が多いのだろうが、閲覧カウンターの当番者に聞いてみたら、こういう日はかえって図書館の来館者が多い。つまり普段は雑用に振り回されていて、のんびり調べものもできないでいたのだろう。確かに今日は勤務日としては穏やかな1日だった。
…来週の反動が恐いな。

さて、落ち着いて天皇賞(春)を何度か見直してみた。
展開がああだったからどうこう言われるけど、ビートブラックは勝ち時計からしても優秀。石橋騎手の度胸に拍手。そこにはもう口を挟む余地はないと思うので、オルフェーヴルの凡走は何だったのか、しみじみ考えてみる。

仮説1:二走ボケ
阪神大賞典が逸走騒ぎで何やかんや言われるが、休養明けであんな「怪走」をしたら次走に反動が出るのはよくあること。つまり単なる二走ボケ。
月曜に張り切って大仕事したら火曜にバテちゃったのと同じ。今日は早く帰ってよく寝よう、そうすりゃ水曜はまた頑張れる、ってこと。

仮説2:人的因子
人為的なミス。それは調整過程かもしれないし、レースでの乗り方だったかもしれない。厩舎サイドのピリピリ感、池添騎手の緊張感など中間から当日の異様な雰囲気は必ずやオルフェーヴルに伝わったに違いないだろう。
ましてやレースはあの展開であの位置取り。折り合いに専念するあまりレース全体を見渡せなかった騎乗ミス(これはオルフェーヴルに限らないが)。同じメンバーでもう1回走ったら当然違う結果が出るはず。

仮説3:燃え尽き症候群
阪神大賞典であんなことがあって、中間は調教再審査だのメンコ着用だの、もちろん周りの異様な雰囲気、そしてレースがあんな感じ。とにかく阪神大賞典のレース中から「通常どおり」ではなかった。
そんなこんなで闘争心が失われた、意地焼けてヘソ曲げた、「何だかもうどうでもいいや」と投げやりになった可能性、つまりある意味「負け癖」がついてしまった危険性がある。

ほかにも要因はあるだろうが、上から順に深刻度が増す。

いろんなことがあったけどオルフェーヴルならきっと克服してくれる、という過信があったのは確かだろう。時代はヒーローを求めているから。かく言う私もその一人。

たぶん、私は次走オルフェーヴルを本命にはしない。「勝って納得、負けても納得」の▲が妥当。私が意地焼けちゃったのはではく、今までどおりの強さを求めるのが酷な状況だと思うから。その危うさが、想定されるオッズ(恐らくは過剰人気)に見合わないから。

オルフェーヴルには、いつかマイルあたりを走らせてみたいなあ。
…思い切ってフェブラリーステークスとか。

今年の春天は「同一厩舎二頭出しは人気薄を狙え」(トーセンジョーダン2着)が正解だったのね。そんなのは後からほのぼの思うもの。

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